理科の学習法とは?
2025/06/25
こんにちは、考学理数塾 林 考佑です。このごろ、福井はどんより、ジメジメしております。体調には気をつけましょう!!!
今回は理科の学習についてのお話です。
⭐️理科は「なぜ?」から始まる:身近な現象と結びつけよう!
理科は、ただ知識を暗記する科目ではありません。目の前の現象や事実に対して**「なぜそうなるのか?」**という疑問を持ち、その理由を深く考えることが重要です。
- ・教科書の写真をじっくり見る、図やグラフを読み解く: 教科書には、写真や図、グラフがたくさん載っています。これらは単なる飾りではなく、重要な情報源です。例えば、植物の根の構造の図を見たら「なぜこんな形をしているんだろう?」、グラフを見たら「これは何と何の関係を表しているんだろう?」と、疑問を持って見てみましょう。教科書の内容を視覚的に理解することで、記憶にも残りやすくなります。
- ・日常生活と結びつける: 例えば、「なぜ冬は空気が乾燥するんだろう?」「なぜ雷が鳴るんだろう?」「風邪をひくと熱が出るのはなぜ?」など、身の回りの疑問を理科の知識と結びつけて考えてみましょう。日常の中で理科を見つける習慣をつければ、興味が深まり、学習意欲も向上します。
- ・実験の結果を「考察」する: 実験は、理科の醍醐味です。ただ操作するだけでなく、「なぜこの結果になったのか?」「もし条件を変えたらどうなるだろう?」と深く考察することが大切です。失敗した実験からも、多くの学びが得られます。実験ノートをしっかりつけ、自分の言葉で考察をまとめましょう。
⭐️暗記と理解のバランス:効率的な知識定着
理科には、覚えるべき用語や法則もたくさんあります。これらを効率的に定着させるための方法です。
- ・キーワードは「書いて、声に出して」覚える: 重要な用語や法則は、ただ目で追うだけでなく、ノートに書き出し、声に出して読みながら覚えましょう。五感を活用することで、記憶に残りやすくなります。自分なりの図やイラストを書き加えても良いでしょう。
- 用語を「説明」できるようにする: 単語の意味を覚えるだけでなく、その用語が**「何を意味し、どのような役割があるのか」**を自分の言葉で説明できるようにしましょう。例えば、「光合成とは何か?」「イオンとは何か?」といった問いに答えられるようにすることで、表面的な暗記ではなく、深い理解につながります。
- 分野ごとの特性を意識する:
- ●生物・地学: 用語の暗記と現象の理解が中心です。図や表を効果的に使って覚えましょう。
- ●化学: 物質の変化や性質、化学反応式が重要です。仕組みを理解し、実際に自分で手を動かして化学反応式を書いてみることが大切です。
- ●物理: 力の働き、電気、光、音などの計算問題や原理の理解が中心です。公式を覚えるだけでなく、その公式が成り立つ理由や、単位の意味をしっかり理解しましょう。
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