12月に入り、2025年もいよいよ締めくくりの時期となりました。

この時期に必ずお伝えしているのが、
“年末は学びの棚卸しに最適なタイミング” ということ。

冬休み前のわずか数週間をどう過ごすかで、1月以降の伸びが大きく変わります。
今回は、考学理数塾が大切にしている“振り返りの習慣”と、冬休みに向けてやっておくべきポイントをまとめました。

1. 今年1年間の学びを振り返るメリット

「振り返りは面倒…」と思うかもしれません。

① 弱点が明確になり、冬休みの学習が迷わなくなる

1年間のテスト・プリント・ノートを並べてみると、自分の穴が驚くほど分かりやすく浮かび上がります。

• 数学：関数・図形だけ点数が安定しない

• 英語：文法問題のケアレスミスが多い

• 理科：計算問題に時間がかかる

弱点が可視化されることで、冬休みに“何からやるべきか”がはっきりするのです。

② 成長ポイントの整理が自信につながる

振り返りは弱点探しだけではありません。
実は、できるようになったポイントを確認する時間でもあります。

「数学の平均が5点上がった」
「ワークの提出が毎回期限内にできた」

こうした“成長の記録”は、冬休みのモチベーションを支える大切な要素になります。

 

2. 成績が伸びた生徒さんが実践している「振り返りの習慣」

考学理数塾で大きく成績を伸ばした生徒さんに共通するのは、
“ミスを放置しない” という姿勢です。

伸びる生徒さんは必ず以下を実践しています。

• テスト後に「できなかった理由」を短く記録

• 間違えた問題だけを集めた“弱点ノート”を作成

• 同じミスを繰り返さない仕組みを持っている

この習慣こそ、点数を安定させ、成績を伸ばす基盤になります。

 

3. 冬休みに最低限やるべき3つのこと

年末だからこそ、やるべきポイントを3つに絞ります。

① 復習：今年の“穴”を埋める時間

12月中に、

• 数学の苦手単元

• 英語の文法の抜け

• 理社の暗記の不足
  をリストアップしておきましょう。

冬休みは復習に最も向いている時期です。

② 基礎固め：短期間で最も効果が出る分野

冬休みは“基礎の底上げ”をやるだけで大きく変わります。
特に

• 英単語

• 数学の計算＋公式

• 漢字・語彙
  は短期間で成果が出やすい分野です。

考学理数塾でも“基礎の徹底週間”を設けています。

③ 生活リズム：深夜型は成績に直結する敵

年末年始は予定がずれがちですが、
朝起きる時間だけは絶対に固定してください。
冬休み明けのテストで差が出るポイントです。

 

4. 来年に向けた目標づくり（SMART目標が効果的）

1年を振り返ったら、次は2026年に向けた目標設定です。
目標設定をする際、効果的なのが SMART目標法 です。

• Specific：具体的に

• Measurable：計測できるように

• Achievable：達成可能に

• Relevant：今必要な目標に

• Time-bound：期限を設定

例：
「英語がんばる」→曖昧
「1月末までに英単語を300語覚える」→効果的

明確な目標は、行動を変え、成果を引き寄せます。

 

まとめ：年末の30分が“逆転の起点”になる

12月9日から年末までの期間は、ただ過ごすだけではもったいない時間です。

• 弱点整理

• 今年の振り返り

• 冬休みの課題決定

この3つを押さえるだけで、1月からの加速が確実に変わります。
考学理数塾では、丁寧な個別フォローで、ここからの巻き返しを全力でサポートします。